2018/04/26
木の種類
前回、なぜ当社が創業当初から木にこだわって、木の家を造り続けているのかをお話しました。
今回は、木の種類についてお話したいと思います。
木の家を建てるといっても、家を建てる木は一種類ではありません。
場所によって、ふさわしい木が違うそうです。
では、どこにどんな木を使うのが適しているのか、木の豆知識をご紹介したいと思います(^-^)/
・柱には、ヒノキやスギ。
→強くて曲がりにくい。
・はりには、松。
→強くて丈夫なうえ、上からの重みをしっかりおさえる。
・土台は、クリ。
→土台は湿気やすく、白蟻が住みつきやすい。クリは虫がつきにくく、湿気にも強いので腐りにくい。重くて固いので、土台に最適。
・床下は、ヒノキやスギ。
→湿気にも強い。
・天井は、スギ。
→スギの木目は美しいので、天井に適している。
・床の間は、ケヤキ。
→床の間は和室の見せ所なので、木目が美しいケヤキを使うと、立派に見える。
人間にも個性があるように、木にもそれぞれの個性があるんですね!
今回ご紹介した木の豆知識は一例で、家を建てる場所や地域によって、使う木は大工さんの知識やこだわりで変わってくることもあります。
それぞれの木がどんな個性を持っていて、自分の家がどの木によって建っているのかを知れたら、家に対してもさらに愛着がもてそうですね(*^^*)